美濃守BOOの至誠無息

50代のおじさんと子ども達の剣道日誌

認識を変える ~その2

『 残心 』 って何や!?

うちのスポーツ少年団の子ども達に尋ねてみました

基本打ちの打突後が、私からみると いいかげん に感じて・・・
 
出来ていないことに 何の危機感! もないようで ( 非常に歯がゆい! )

子ども達の返答はというと

「 心を残すこと・・・ 」 「 打った後、ふり返って相手に対して構えること・・・ 」 答えながらも自信なげで

( 心を残すって、どう残すんや! なんて突っ込みたくなりましたが )

『 残心 』 を 打突後の動作の一つ と教わっていたようです


認識を変えなあかんのは二つ!

一つ目は、 打突後すべてが 『 残心 』 やということ

打突して、抜けてふり返った後はもちろんのこと、打突して相手とくっついた後、引き技を打った後

二つ目は、 『 残心 』 そのものの認識

子ども達には難しい言葉を使っても、頭が 「 ・・・・・・ 」 になってはいけないので

「 打った後に 相手より先に次の三つ をつくりなさい 」 と伝えました

 まずは、 「 さ~来い 」 ではなく 「 いくぞ~! 」 っていう 気 ( 気持ち ) をつくること

 そして、 気 ができたら次に いつでも打てる足 をつくること

 最後に、 足 ができたら 相手の動きに対応できる構え をつくること

優先順位 は、① 気 ② 足 ③ 構え

三つ同時にできるのが理想やけど、まずは この順番で つくりなさい! って伝えました


『 切り返し 』 『 基本打ち 』『 打ち込み 』 で常にこのことを意識すると、 立派な剣道 にな

るんやけど・・・

特に 『 切り返し 』 にはすべての要素がつまっているので、意識してほしいんやけど・・・

あせらずに、言い続けていこうと思います