認識を変える ~その2
『 残心 』 って何や!?
うちのスポーツ少年団の子ども達に尋ねてみました
基本打ちの打突後が、私からみると いいかげん に感じて・・・
出来ていないことに 何の危機感! もないようで ( 非常に歯がゆい! )
子ども達の返答はというと
「 心を残すこと・・・ 」 「 打った後、ふり返って相手に対して構えること・・・ 」 答えながらも自信なげで
( 心を残すって、どう残すんや! なんて突っ込みたくなりましたが )
『 残心 』 を 打突後の動作の一つ と教わっていたようです
認識を変えなあかんのは二つ!
一つ目は、 打突後すべてが 『 残心 』 やということ
打突して、抜けてふり返った後はもちろんのこと、打突して相手とくっついた後、引き技を打った後
二つ目は、 『 残心 』 そのものの認識
子ども達には難しい言葉を使っても、頭が 「 ・・・・・・ 」 になってはいけないので
「 打った後に 相手より先に次の三つ をつくりなさい 」 と伝えました
まずは、 「 さ~来い 」 ではなく 「 いくぞ~! 」 っていう 気 ( 気持ち ) をつくること
そして、 気 ができたら次に いつでも打てる足 をつくること
最後に、 足 ができたら 相手の動きに対応できる構え をつくること
優先順位 は、① 気 ② 足 ③ 構え
三つ同時にできるのが理想やけど、まずは この順番で つくりなさい! って伝えました
『 切り返し 』 や 『 基本打ち 』 、 『 打ち込み 』 で常にこのことを意識すると、 立派な剣道 にな
るんやけど・・・
特に 『 切り返し 』 にはすべての要素がつまっているので、意識してほしいんやけど・・・
あせらずに、言い続けていこうと思います