美濃守BOOの至誠無息

50代のおじさんと子ども達の剣道日誌

“ 余計なこと! ” をしない・・・ ~その3~

人は、知らないうちに体が楽をしようとしてしまう

体が楽をしたままにしておくと、悪い癖になってしまうことがある

なので、常に意識をして稽古をしよう!

 

うちの少年団の子ども達に、よく話す言葉です

これは、左足への意識を常に持ってもらうため・・・

左ひざを相手に向ける とか 左かかとを常に上げる とか

人間の体の構造上、非常に つらい状態 です

なので、普通にしていると、ひざは外を向きますし、左かかとは床に着いてしまいます

その状態から打突動作に入れば、左ひざを相手に向ける とか 左かかとを床から浮かす という “余計なこと(動作)” が入ります

また、左かかとだけをとってみても、適正なかかとの角度を保てていないと、打突動作に入るとき かかとの角度を変える とか 左足を引き付ける という “余計なこと(動作)” が入ります

この “余計なこと(動作)” がはいることで、起こりがほんの少しですが遅れてしまいます ※ 出ばな技では命とり!です・・・

そこで、子ども達に 自然(楽)に体を前に押し出せる左かかとの角度 を見つけようと言って、前回書いた へそに力を入れながら体を前に倒す という動作とセットでいろいろと試してもらいます

そして、自分たちが見つけた 左かかとの角度 を “ 準備OKの状態 ” と名付けて、意識付けしています

稽古のなかで私が特に注意しているのは、素振り・足さばきでの「後(あと)」、跳躍正面打ちでの左足の引き付け、基本打ち等での「受け手」になった時、引き技で引き切った時などです

「 左かかと、準備OKの状態になっとるか~!」って

大人でも難しいことなので、 意識付け 出来ているかどうかが大切かと・・・

 

さて、次回の「左手編」で一区切りとしますか 

“ 余計なこと! ” をしない・・・ ~その2~

前回のブログで書いた 出ばな面の体の使い方 ですが

もともとは、うちの少年団の子ども達に 踏み込みでの右足 を覚えてもらうためのものです

 

「 右足で強く踏み込め! 」 とか 「 遠くへ踏み込め! 」 なんて言われると

右足ばかりに意識がいきすぎて、右ひざを高く上げようとしてしまいます

本来、重心は 床と平行 に移動するのが理想ですが、右ひざを高く上げると重心が上へ移動してしまいます

そうすると 戻り足 になり、遠くへ踏み込むことはできません

そこで、自然にそして勝手に右足が動くようにと・・・

 ※ 試しに体を前に倒してみてください、勝手に右足が前に出ますョ・・・

 

体を前に倒す 時に大切なのは、 へそに力を入れる こと!

(大人なら 体幹 を意識することですが、子ども達には解りやすいように・・・)

へそに力が入ってないと、上半身だけが曲がってしまいます

そうすると、首の後ろ(頸椎)も曲がってしまい、目線が床にいってしまったり、十分な発声ができなかったりしてしまいます

そして何より、 体の勢い がなくなてしまいます

うちの子ども達は、素振りの時にこの 体を前に倒す面打ち を毎回行います

この時、 右足が勝手に前に出る体の傾き(角度)を体に覚えこませます

 ※ 子どもによって、それぞれ感覚が違うので・・・「この角度」って決めつけないこと

この体の傾き(角度)が解れば、打突時に 一瞬で体をその傾き にしてやればスムーズな打突動作になっていきます

目線は、必ず 相手から離さない! こと

あとは、数をこなして 体に覚えこませる ことです!

 

次回は 「 左足 」 編に続きます

“ 余計なこと! ” をしない・・・

昨日は、自分の稽古の日

毎週、となり町の剣道教室に稽古をいただきに行きます

子ども達も元気に稽古していますが、専属の先生がおみえになるので

自分の稽古に専念しているのですが・・・

 

子ども達、 出ばな面 の稽古をしていました(試合が近いので・・・という理由で)

しかし、何かしっくりきません

なので、ちょっと口を出してしまいました(我慢できんかったもんで・・・)

 左手を胸の前に置いて、面の形を作ってみん

 そしたら、そのままの形で へそ に力を入れながら、体を前に倒したらどうなる

これだけのことで、今までとは違う感覚になります

 じゃ~ぁ、左手を胸の前にもっていくのと、体を前に倒すのを同時にやってみん

明らかに、タイミングや形が変わりました

 

ポイントは “ 余計なこと! ” をしないこと

技術的には、もっといろいろなことがあるのですが・・・

たった “ 30分 ” のことなのに・・・

昨日、段級審査会があり、私も役員として参加させていただきました

予想以上に受審者が多く、特に初・二段はともに30人以上・・・

 

段級審査会終了後、慣例として審査をしていただいた先生方、役員の先生方、そして段位合格者とで、稽古会があるのですが・・・

昨日の稽古会の参加者は、八・七段の先生方が8名、段位合格者は・・・なんと10名程度(合格者は60名程いたんですが・・・)

審査の講評の時、審査長の先生が

「 ・・・これからの君達に期待をして “ 合格 ” にしました! 」 という言葉を聞いとったんかな~?

普段 “ 稽古 ” をいただく機会のない先生方に懸かれる チャンス なんやけど・・・

 

確かに、予定時間がおしてましたが、稽古会の時間は たった 30分!

先生に懸かれても1~2名のことだと思います

 

今の状態に満足したら、そこで “ 上達 ” は止まってしまいます

なんとも 寂しい 出来事でした・・・

新しい “ 銘 ” の竹刀を使ってみる

私の使っている 竹刀 、古刀(直刀)型で左手の握りが 30㎜ というちょっとマニアックなもの

使い始めて 20年 近くなりますが、当初は 「 こんなもん誰が使うの~? 」 なんてよく言われました・・・(笑)

目的は、① 上半身の力を抜くこと ② 片手突きの時に左手の小指が柄頭にかかりやすいように ということで

こんな感じです

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同じ型の色々な銘柄(真竹、桂竹を含め)を使ってきましたが、現在は特別な時用の 『 如水 』 と普段の稽古用の 『 雲水 』『  無幻 』 に落ち着いています

 ※ 真竹は少々値段がはりますが、手入れすれば結構もちますので、結果的に経済的

しかし、最近SNS等で ソリッドバイオ竹刀 なるものことがよく出てきて、興味が・・・

そこで

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試しに 『 妙技 雄飛 』 なる 真竹のソリッドバイオ竹刀 を購入し使ってみました

メーカーのサイトによれば、竹を高温で燻煙・加熱しているので竹の粘度・弾力性が向上し、さらに硬度を高めている(何か相反するようにも思いますが・・・)のでささくれが残りにくいとか

実際に手にとってみると、普通の真竹に比べて表面が堅そうで、はねっ返りが強そう

私が真竹を使う理由は、 小手を打った時の手に返ってくる感触 が好きなので

「 ペシャッ! 」 ではなくて 「 ポンッ! 」 ※ あくまでも個人の感想です・・・

昨日は、自分の稽古の日だったので、基本打ちで使ってみました

表面が堅そうではねっ返りが強そうな印象はどこえやら・・・

切り返しでは、変にはじくこともなく

面・小手の打突部を打っても、桂竹の 「 ペシャッ! 」 ではなく、真竹特有の 「 ポンッ! 」 という心地よい感触が手に返ってきました

“ すり上げ面 ” や ” すり上げ小手 ” でも竹刀がすべるようなことはありません

「 う~ん 不思議な 竹刀 やな~ 」 ってのが素直な感想です

稽古後、竹刀を点検しても面金を打った へこみ は普通の真竹と同じようについていましたが、ささくれ割れ はありませんでした

あとは 耐久性 がどうかだけ

値段も 『 雲水 』 よりも手頃なので、リピートになるかも!