美濃守BOOの至誠無息

50代のおじさんと子ども達の剣道日誌

認識を変える ~その3

うちの少年団の子ども達の 基本打ち でまたまた気になる事

継ぎ足! ※ 継ぎ足も立派な足さばきですが、その前に身につけなあかんことがあるんで

素振り基本打ちでも送り足で行う打突 は大丈夫なんですが・・・

なぜなのか? じっくり観察してみました


原因は、2つあるみたいです

 ① 『 間合 』 を意識しすぎて、足幅が広くなり、加えて左足の踵が上がりすぎている

 ② 体に勢いをつけるため

もう少し詳しく分析すると

①の場合、上半身に意識が集中して、下半身がおろそかに なっている

そのため、自分の正常な足幅や左足の踵に戻すために、 継ぎ足 を無意識にしている

②の場合は、踏み込みが 平行移動 で行えておらず、上方向に移動している

なので、無意識に 打突部位に届かない という思いがはたらき、それを 勢い でカバーしている

私の少ない知識で、この2つの原因にたどり着きました


そこで、またまた今までの 認識を変える ことに

①に関しては、以前 『 残心 』 でも書いたんですが、優先順位を変えることに

ここでも優先順位は、① 気 ( 気持ち ) ② 足 ③ 構え です
  
「 気持ち ができたら、次に いつでも打てる足 をまずつくりなさい! 構え はその後でいいから 」

我々もそうなんですが、ついつい 打ちたい! って気持ちがはやると、上半身主導になっていまいます

それを グッ! と我慢して・・・ ( 私も できてない! んですが・・・ )

②に関しても、以前少し触れたと思いますが、打突部位を打突部でどうとらえるか

ここの認識を変えることで、 余裕 が生まれると思います

この 余裕一番はやく相手に近づけるのが 平行移動 であることに気づき生かされれば


一度体にしみ込んだ 癖 を直すのは、大変なことです

根気強く、言い続けていきたいと思います