認識を変える ~その3
うちの少年団の子ども達の 基本打ち でまたまた気になる事
継ぎ足! ※ 継ぎ足も立派な足さばきですが、その前に身につけなあかんことがあるんで
素振り や 基本打ちでも送り足で行う打突 は大丈夫なんですが・・・
なぜなのか? じっくり観察してみました
原因は、2つあるみたいです
① 『 間合 』 を意識しすぎて、足幅が広くなり、加えて左足の踵が上がりすぎている
② 体に勢いをつけるため
もう少し詳しく分析すると
①の場合、上半身に意識が集中して、下半身がおろそかに なっている
そのため、自分の正常な足幅や左足の踵に戻すために、 継ぎ足 を無意識にしている
②の場合は、踏み込みが 平行移動 で行えておらず、上方向に移動している
なので、無意識に 打突部位に届かない という思いがはたらき、それを 勢い でカバーしている
私の少ない知識で、この2つの原因にたどり着きました
そこで、またまた今までの 認識を変える ことに
①に関しては、以前 『 残心 』 でも書いたんですが、優先順位を変えることに
ここでも優先順位は、① 気 ( 気持ち ) ② 足 ③ 構え です
「 気持ち ができたら、次に いつでも打てる足 をまずつくりなさい! 構え はその後でいいから 」 と
我々もそうなんですが、ついつい 打ちたい! って気持ちがはやると、上半身主導になっていまいます
それを グッ! と我慢して・・・ ( 私も できてない! んですが・・・ )
②に関しても、以前少し触れたと思いますが、打突部位を打突部でどうとらえるか
ここの認識を変えることで、 余裕 が生まれると思います
この 余裕 が一番はやく相手に近づけるのが 平行移動 であることに気づき生かされれば
一度体にしみ込んだ 癖 を直すのは、大変なことです
根気強く、言い続けていきたいと思います