“大きな声”を“正しい姿勢”で!!
スポーツ少年団の稽古に参加し始めた 3月の初旬の稽古
(悪い意味で) 本当にお上品な稽古 でした
「や~ぁ め~ん」 って具合で・・・ 当然 “打ち” も弱くて・・・
そこで、稽古の指揮をとった最初の日 「いやーーーー!!!」 って 私の発声をみせました
子ども達 「・・・・・・」 びっくりした顔で 私のことを じーっと
「いいかい、これが 気合を出す ってことやョ! じゃぁ 構えて “大きな声” を出してみよう」 と
しかし 今まで出したことがないようなので なかなか出ません・・・
しばらく 「声出し」 を続けて 今度は こう尋ねました
「喉が痛くなってきた人?」 子ども達のほとんどが 手を上げました
これは当然ですネ 普通 「 “大きな声” を出しなさい」 って言われると
肩に力が入り 顎があがって 首が前に出ます
これでは 喉 から声を出すので 喉が痛くなってあたりまえ
そこで 今度は 声を出す “正しい姿勢” を伝えます
私 「いいかい ポイントは3つ!」
・1つ目は 頭のてっぺんが天井から糸でつるされているように 背筋 を伸ばしなさい
・2つ目は 顎 を引きなさい
・3つ目は 声を出すとき おへその下 に力が入っているか確認しなさい
こうすると 喉が開き 腹式を意識した “発声” が出来ます
すると 子ども達は (さっきのは何だったの) というくらいの “発声” に変わり
その後の 『基本打ち』 が 打ち方 を何も変えていないのに 明らかに 強く なりました
“正しい姿勢” から “正しい発声” ができるということ
“正しい発声” が出来ると 打ちが 強く なるということが体験できたと思います
あとは このことを忘れずに 常に出来るように なってくれれば・・・