美濃守BOOの至誠無息

50代のおじさんと子ども達の剣道日誌

“大きな声”を“正しい姿勢”で!!

スポーツ少年団の稽古に参加し始めた 3月の初旬の稽古

(悪い意味で) 本当にお上品な稽古 でした

「や~ぁ め~ん」 って具合で・・・  当然 “打ち” も弱くて・・・


そこで、稽古の指揮をとった最初の日 「いやーーーー!!!」 って 私の発声をみせました

子ども達 「・・・・・・」 びっくりした顔で 私のことを じーっと

「いいかい、これが 気合を出す ってことやョ! じゃぁ 構えて “大きな声” を出してみよう」 と

しかし 今まで出したことがないようなので なかなか出ません・・・

しばらく 「声出し」 を続けて  今度は こう尋ねました

「喉が痛くなってきた人?」  子ども達のほとんどが 手を上げました

これは当然ですネ  普通 「 “大きな声” を出しなさい」 って言われると

肩に力が入り 顎があがって 首が前に出ます

これでは  から声を出すので 喉が痛くなってあたりまえ


そこで 今度は 声を出す “正しい姿勢” を伝えます

私 「いいかい ポイントは3つ!

 ・1つ目は 頭のてっぺんが天井から糸でつるされているように 背筋 を伸ばしなさい

 ・2つ目は  を引きなさい

 ・3つ目は 声を出すとき おへその下 に力が入っているか確認しなさい

こうすると 喉が開き 腹式を意識した “発声” が出来ます

すると 子ども達は (さっきのは何だったの) というくらいの “発声” に変わり


その後の 『基本打ち』 が 打ち方 を何も変えていないのに 明らかに 強く なりました

“正しい姿勢” から “正しい発声” ができるということ

“正しい発声” が出来ると 打ちが 強く なるということが体験できたと思います


あとは このことを忘れずに 常に出来るように なってくれれば・・・