美濃守BOOの至誠無息

50代のおじさんと子ども達の剣道日誌

『 小手 』打ちを “ 徹底的 ” に!!

さて、昨日のスポーツ少年団の稽古

“ 速い ” 打ちの稽古 を始めたんですが・・・  只今、試行錯誤中・・・

粘り強くやっていかなければいかんと!

 (すぐに結果を求めがちなんですが、そんな簡単なもんではないですから・・・)

そんな中、こんな “ 稽古 ” をやってみました

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小手の 『 打突部位 』 に タオル を巻いて 麻ひも で止めました

あまり誉められる方法ではないんですが・・・

目的は 2つ です


1つ目は、 『 小手 』 打ちの矯正!

以前指導されていた方に、 「 小手は痛いから 」 と言う理由で 

打ち手は 「 鍔を打ちなさい 」 、受け手は 「 右手を開きなさい 」 と教わっていたそうで

結果、ほとんどの子どもが 回して打つ になってしまって・・・

 (刃筋が立っていれば良いのですが、平打ちになってしまっていて)

そこで子ども達に 「 タオルを分厚く巻いてあるから、打たれても痛くないゾ! 」 って

魔法をかけて

 (実際のところ、痛さにそれほど差が出るとは思いません 心理的要因が大きいです)

「 打つ人は、タオルが目印やゾ! そこを目指して “ 真っすぐ ” 打ちなさい!!

 打たせる人、小手をかばわんように “ 真っすぐ ” 構えなさい 」 って言葉をかけて


2つ目は、自分から一番近く比較的打つのに容易な 『 小手 』 を繰り返し稽古することで

“ 速い ” 打ちに必要な右手(切り手)の 『 締める(冴え) 』 っていう感覚を覚えるため

 ※ 決して 『 絞る 』 ではなく 『 締める 』 です!

実は、この稽古以前に 『 面 』 からやってみたんですが、左手は最短距離で出るのですが

この右手ができないため、弱々しい(冴えのない)打ち しかできませんでした

そこで、この 『 小手 』 打ちで、打つ瞬間に右手の手首を前方に落とし込む感覚を体に覚え込ませるこ

とができれば、当然 『 面 』 にも生きてくるんじゃないかと


子ども達も、私も、 “ 我慢 ” して根気強く!、根気強く!!