美濃守BOOの至誠無息

50代のおじさんと子ども達の剣道日誌

認識を変える ~その1

今まで学んだことを “ 変える ” ってことは、大変勇気がいることです!


うちのスポーツ少年団の稽古をみていて、気になることがいろいろありまして

また、お恥ずかしいことなのですが・・・ ( 子ども達のせいではありません!


『 面 』 打ち 何か違和感あるな~! 深すぎるし、踏み込み足が 前 ではなしに 上 向いとるし・・・ 」

そこで、子ども達に聞いてみました

「 試合で一本になる 『 面 』 って、面に竹刀がどうなった時や? 」

すると、 面布団全体を竹刀の打突部全体で打った状態 を示しました

「 なるほど、こう教わってきたんやな~! 」 と理解できました


剣道試合・審判規則の第2条で、 有効打突は・・・(略)・・・、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打

し、残心あるものとする。 となっています。

決して、 竹刀の打突部全体で打突部位全体を・・・ とはなっていません(と、私は理解しています。)

面布団の幅は18~20㎝ほどもあり、それを竹刀の打突部全体で打つとなれば、左手は胸より上にな

るし、踏み込みの足が上に向くのも当然だと思います


そこで、 『 面 』 の認識 を変えようと!

『 面 』 は、面金から面の縁皮にかけての部分を、竹刀の先革がとらえる意識で

背が低い子どもが背の高い子どもに打つ場合は、面金でもOK!

とにかく、相手の “ 額 ” を目指して切り込んでいく!!

こうすることで、間合や踏み込みに余裕が出れば・・・


今まで学んだことを “ 変える ” ってことは、大変勇気がいることですが、より良いものを目指すには

“ 変える勇気! ” も必要です