美濃守BOOの至誠無息

50代のおじさんと子ども達の剣道日誌

“ うれしい ” 変化

うちの少年団には、6年生が二人

この少年団の子ども達を、まとめて引っ張ってもらわなければいけないので

稽古に行き始めた頃から、こちらから積極的にコミュニケーションをとるようにしています

当初は、問いかけに 一言目がなかなか出ない・・・ 声の語尾が聞こえない・・・ 無表情・・・

 (二人いたら、少しは性格が違っていてもいいと思うんですが・・・ 見事に一緒で・・・)

二人とも、やさしい子どもで、稽古に取り組む姿勢は真面目! 必死にこなそうとしています

しかし、自分のことで精一杯なのか、他人に興味がないのか・・・


そんな二人ですが、最近は・・・

一番変わったのは、稽古中の表情が豊かになったこと

きついときは、きつい顔を! 褒めると、ニコッ! 注意を聞くときは、真剣に!

表情の変化に伴って、下の子ども達に対しても少しづつですが注意を払うようになってきました

自分がやっていることに “ 自信 ” が持てるようになったんだと思います

私にとっては、 まだまだ物足りない んですが、これからこれから

私がよく言う 『〇〇をもっと意識して・・・』 とか 『〇〇に気をつけて・・・』 なんてことを

彼らが稽古中に下の子ども達に言えるようになってくれたら

もっと “ 意識の高い集団 ” になっていけると思いますし、そうなることを 期待! しています


前回の稽古で、二人と雑談(あえて雑談としときますが・・・)している時に

「 中学校行ったら、剣道続けるんか? 」 って聞きました

即答とはいきませんでしたが、お互いに顔を見合って  「 う~ん・・・ はい・・・ 」 って返事が

「 そ~か、そしたら中学で剣道して恥ずかしくないように

 先生の知っとる事、もっともっと伝えんとあかんな~!

 あと一年あらへんで、大変やゾ~!!」

って、話したら 苦笑いしながらも ニコニコ してました

後で、父兄の方に話したら

「 あれっ、そんな事言ってました? 中学校行ったら 『 やらない 』 って言っとったのに・・・ 」 って

彼らの心の中で 何かが変わった んやなっと、ホントに “ うれしい ”  出来事でした


剣道を続ける子どもを 一人でも増やしたい!! 大事な使命です