美濃守BOOの至誠無息

50代のおじさんと子ども達の剣道日誌

“ 面 ” で攻める!

自分の稽古を再開し、左膝や右肩(五十肩?!)など “痛い” ところがいっぱい!

左膝は 半月板 の関係で、痛みがでるのは “覚悟” していたとはいえ、右肩はホントまいった・・・

年齢を感じる・・・(よく考えると 「もう “50歳” なんやナ~」)


さて、昨日は自分の稽古をさせてもらいに出稽古へ

一般の方は少なめでしたが、“元気のいい” 高校生が3人


前回の 『自分の稽古』 で “ 触刃 から 交刃 で 主導権 を握る ”ってことを書きましたが

6年前にこれと同時に取り組んでいたのが “ 面で攻める ” ってこと

これは、打突部位の “面” ではなく、 “自分の体を 面 で使う” っていうこと

私は器用な方ではなく、 『間合いの出し入れ』 や 『剣先での駆け引き』 がうまくできません!

なので そういうことができる方に対して 「どうしたら対等に勝負できるか」 と考えたとき

よく 稽古をつけてもらう 八段の先生との稽古を思い出して

蹲踞から立ち上がって “構えあった” だけで、もう 息があがっている んです・・・

そして、耐えられなくなって 打って出るその瞬間に ズド~ン って乗られて・・・

二太刀目、三太刀目の頃には もう訳がわからんくなって・・・

最後は、もう 懸かり稽古 状態!! 毎回、毎回、こんな稽古のくり返しでした

「何が違うんやろ・・・」 とその八段の先生の稽古をズ~ッと見とり稽古

そうすると、どなたと稽古されるときも 『絶対下がらない!』 そして 『常に前に前に』 なん

です

『間合いの出し入れ』 とか 『剣先での駆け引き』 ってことをほとんどされない

そして、へたくそな私が出した答えは、 「 “点” でなく “面” で攻めてみえる」 なんです

「あぁ、こんな剣道がしたい!なぁ」 と取り組みはじめました

イメージは、自分が “ぬり壁” となって 相手に徐々に “圧” をかけて

なので、両肩を必ず相手に正対させ、左拳を正しい位置に置き、

この “両肩と左拳の二等辺三角形で間をつめる” ということを意識 

気をつけないと、肩に力が入ったり、左足に体重が乗りすぎたりすます


上の段位や同段位の先生方に稽古をお願いするときは

このことを意識するあまり、逆に居ついてしまい、よく “頂戴” してしまいますが・・・

昨日の “元気のいい高校生” 君達との稽古では

少し、自分の理想に近い稽古ができたような (高校生君達、初太刀で肩で息しとったし・・・)

最後は、いい稽古をさせてくれたお礼に、 『相掛かり稽古』 をさせていただきました


すこしづつですが 体が言うことを聞いてくれる ようになってきました